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日銀砲(後編)

 こんにちは、月曜担当のK佐野です。
日銀砲 前回より続きます。
(※以下当時の新聞抜粋)
 
財務省が2004年5月31日発表した5月(4月28日―5月27日の速報値)の外国為替市場への円売り・ドル買い介入額は4月に続いて2か月連続でゼロとなった。昨年度に32兆円を超える空前の円売り介入が行われたのに、なぜ介入がぴたりと止んだのか。巨額介入の裏側には、ヘッジファンドと呼ばれる投機筋と政府・日本銀行の激しい攻防に加え、デフレ克服に向けた政府の強い意向があった。
 
■攻防
2004年1月9日朝 財務省大臣室
「投機筋の円買い圧力が強い。今日の介入は1兆円を超えそうです」
 
円相場は1ドル=105円台目前まで来ている。当時の財相、谷垣に迷いはなかった。ゴーサインを受けた日銀のディーリングルームから、切れ目なく10億円単位の円売り注文が出されることになる。(※当時100円を上回る円高はロスカットされる時限爆弾が想定されており、防衛ラインはもう目前だった。)
 
「財務省はいくらドルを買ったら気が済むんだ。介入資金が底をつくぞ」
 
財務省は介入枠を使い切るも、保有する米国債を日銀に売却して5兆円の介入資金を調達。午後2時には1度に5000億円規模の円売り注文を出す。この日、日本は史上最大の1兆6664億円の市場介入に踏み切る。
 
■発端
財務省幹部は「円安誘導ではなく、投機筋の動きを粉砕するためだった」と証言。 
 
前年2003年8月 投機筋はイラク情勢の悪化などを材料に「日本政府がいくら介入しても、1ドル=100円を超す円高になる」と世界の投資家から巨額資金を集めていたのだ。
同年9月20日のドバイG7では「為替の柔軟性が望ましい」と日本の介入にクギを刺す表現が盛りこまれ、それを機に円買いに拍車がかかる。
 
この時点で「ポンド危機」「アジア通貨危機」の悪夢再来は確実視されていた。
 
■反撃
2004年 財務省は大みそかも含め年末年始に15営業日連続で介入を続ける。1月22日、谷垣は日銀総裁の福井俊彦と会談し、「デフレ克服に向け、日銀の量的緩和と政府の介入政策は整合的だ」との認識で一致、投機筋をけん制する。2月に米ボカ・ラトンで開かれたG7では、「過度の相場変動に懸念」と日本側が主張、投機筋をけん制する。
 
しかし禿鷹ファンドの攻撃は止まなかった。別の資金力のある投機筋が円高への誘導を狙って更なる円買いを続けるが・・・。
その後、政府・日銀は円安相場にすることに成功するも、禿鷹ファンドせん滅作戦を続行。2月下旬以降も1ドル=110円付近になるまで連日押し下げ介入を続け、徹底的に投機筋を排除。そのほとんどは、3月上旬に利益が得られないまま取引を手じまいせざるを得なくなった。目的を達した財務省は、3月16日以降、ピタリと一切の介入をとり止めることになる。
 
■真相
巨額介入は、円安への誘導による景気てこ入れを狙った脱デフレの“切り札”だったとの見方も根強い。東短リサーチのチーフエコノミスト、加藤出は「財政出動ができず、金融緩和も限界の中で輸出産業を支える一種の“公共事業”だった」と見ている。
 
日本経済がまだデフレを脱却できないなか、1月22日の谷垣・福井の合意は、なお重い意味を持っている。
 
 
何とも痛快な話ではないか!!
「ポンド危機」と「アジア通貨危機」を引き起こした、猛威を振るう禿鷹ファンドを相手取り、まさかの圧勝とは!!
自国通貨の減価という、日本ならではの特異性と、超低金利自国通貨で有利子米国債を買う事実上の金利の永久機関を実現、もうこれは禁じ手と言っていいだろう。
そもそも流動資金で実体のないホットマネーなんぞに、日本の実体経済が荒らされてたまるものか。
「日銀砲」良いところ悪いところもあるかもしれない。しかしベストではなかったかもしれないが、ベターな対抗策だったんじゃないかとは思う。

 
イギリスとタイのその後について
一度は大ダメージを受けるも、両国ともに経済は輸出産業を軸に大きく伸びる。世界は日本のように、内需主体の経済体系で成り立ってる国は少ない。自国通貨安は輸出産業に大きなプラス材料だ。
ジョージソロスの言「相場はいつも間違っている」を思い起こすのは、ちょっと皮肉が過ぎるかもしれない。


| 2013年02月25日 | 趣味の話 | - | - |
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